芸大・美大受験に失敗したあなたへのアドバイス

芸 大・美大の受験に失敗したあなたへ、もう30年以上も前に失敗したわたしからアドバイスを送る。あなた自身が芸大・美大を受けたのでなくても、あなたのまわりで芸大・美大を受け、失敗して落ち込んでいる人がいたなら、ぜひ私の言葉に耳を傾けてほしい。

ずばり、芸大・美大の受験に失敗したあなた・・・落ち込む必要は全くない。理由は今から述べる。

お金がないんだ

とくに芸大に行きたい人間はむかしから金銭的な理由を第一に挙げる。いわく、家は裕福じゃないんだ、親に申し訳ない・・・などなど。

はっきり言おう。あなたが芸大・美大に行きたいと言い出した時点ですでにあなたは親不孝なのだ。わたしは親になってみてわかったのだが、親というのは子に対してはあきれるほど保守的なのであり、子供には何事も起こらないことのみを願っているような類の人間なのである。

あなたが親孝行したいと思うのなら、芸大に行くために何年も浪人するよりもむしろ、現役で入れる私大に行くべきであろう。

また、本当に経済的に切羽詰まっているなら、美術などするべきではない。もっと経済的に即効性のある職業、学科を選んで教育を受けるべきなのだ。

高いレベルの人たちと学びたいんだ

良い作品を作る人たちと切磋琢磨して、自分を高いレベルに持っていきたい。それはけっこうなことだ。

だが、これも断言する。不思議なことだが、いわゆる五美大と呼ばれるところでなくても、無名の大学でも、地方の大学でも、私学でも、専門学校でも、どんなところにも必ず何人かは良い作品を作る人間はいるのである。反対に、これも不思議なことなのだが、どんな難関校に入ろうともやがて多くのものは作品を作らなくなる。

あなたが本当に切磋琢磨することを求めるのであれば、大学に頼ってはならない。切磋琢磨する場所は、あなたがその気になって探せばどこにでもあるのである。

芸大生、美大生ってかっこいいじゃないか

これは完全にあなたの思い込みである。これもはっきり言う。かっこよく見えるか、かっこ悪く見えるかは、あなたの心の持ちかた次第なのである。

あなたは、おそらく20歳前後であろうか。あなたが男性であろうと女性であろうと、これから多くの異性と出会うであろう。いい男、いい女が現れるであろう。そのときに私の言葉を思い出してよくみてみることだ。はたして、これらのいい男、いい女を条件づけているものは何なのか、何か根拠はあるのだろうか・・・

根拠などなのもありはしない。いい男、いい女を形作っているのは、その男、その女の意識のありようなのであって、そのほかには何もない。よろしいか・・・あなたが美術をやってかっこいいか、悪いかはひとえにあなた次第なのであって、そのほかには何もないのだ。

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