うつくしい世界でコーヒータイム

 

うつくしいものを巡る旅路で意外と問題になるのはコーヒータイムである。いくら大好きな絵を見ていても、さすがに2時間、3時間が経つと足は疲れるし、腹は減るし、のどは乾くしで、ちょっとコーヒーでも飲んで一息入れる必要があるわけである。

そこで、今回はわたしが巡った世界で印象に残ったカフェを紹介しよう。

ワシントンナショナルギャラリー

ワシントンというところは、じつは世界で最も博物館、美術館が多いところで、あの大ヒット作「ナイトミュージアム」の2作目の舞台はワシントンである。絵が好きな人間ならばワシントンナショナルギャラリーはぜひ訪れたい美術館の1つである。わたしが訪れた2017年の11月にはなんとフェルメールを10点も集めた企画展が開かれていた。

信じられない思いでじっくりと堪能していたら、あっという間に11時過ぎになってしまったので「ガーデンカフェ」というところで昼食にした。天井から自然光が注いでくる、開放感たっぷりのカフェである。すすめられるままにランチプレートのようなものとDCブリューという地ビールを注文した。DCブリューは酸味が強く、私の好みではなかったが、ランチプレートはさすが美術館の提供するメニューだけあって、ピカソのリトグラフのようにカラフルであった。ちなみに紫色の塊はジャガイモで大変美味であった。

ボストン美術館

あの岡倉天心が東洋美術の買い付けをしていたという伝説の美術館。ニューヨークからアムトラックで3時間半はさすがにきつかったが、やはり行ってよかった!

ただ、こちらは館内の飲食店になかなか席が見つからず、昼時も終わり頃になって、ようやく「ニューアメリカンカフェ」というところで腰を落ち着けることができた。ここではニューアメリカンアンガスバーガーというものをチョイス、サミュエルアダムスと一緒に頼むと25ドルくらいになってしまったのだが、チーズやパテにコクがあって十分25ドルの価値はあった。

故宮博物院(台北)

ワシントンやボストン以上に観客でごった返している故宮博物院だが、奇跡的に「三希堂」というレストランに席を取ることができた。

怪しい英語でウェイトレスに今日のおすすめを聞くと、お茶付きのセットメニューを選んでくれた。料理はセイロに入った豚肉とタケノコの蒸したもので、素晴らしい香りがした。お茶は、わたしも初めて飲んだのだが、菊花茶であった。

ロウアーイーストサイド

ニューヨーク、リトルイタリーからチャイナタウンのあたりにたくさんの画廊があり、ロウアーイーストサイドと呼ばれている。ここを半日かけて駆け足で回った。日本もそうだが、画廊というのはどこにあるのか分かりにくいところが多く、何件か探してつかれて入ったカフェでご覧のラテを飲んだ。5ドルと、ちと高いが、出てきたものを見て、その美しさにびっくりした。ご覧のカフェはIrving Farm Coffee roastersといい、Orchard St.88にある。

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