美術が好きなあなたへ

美術が好きなあなたへ

美術が好きなあなたは、当然、美術館に足繁く通っておられることでしょう。それで、美術館はどうですか?快適ですか?

 

ここ十年ほどですが、どうも美術館にひとが多くなってきているように思えます。美術愛好家が増えること、美術に興味を持つようになる人か出てくるのは良いことです。しかし・・・

見えるのは人の頭ばかり・・・作品の全体が見えるのはほんの一瞬で、もう少し長く見たければ長蛇の列に並ばなければならない・・・ルールを守らない人が多く、連れと大声でしゃべるわ、人にぶつかるわ、ひとの見ている前に割り込むわ・・・でとてもゆったりと作品を鑑賞する環境ではありませんね。

 

そんなあなた、美術が好きなのに、美術を見る環境のほうにお困りのあなたに、今のご時勢、どうやったら美術館賞が楽しめるのか、いくつか提案をさせていただきます。

 

見る絵は決めていく

 

わたしもそうですが、日本人は貧乏性です。展覧会へ行くとなれば、それこそ隅から隅まで見ようとします。展覧会場でよく見る光景ですが、妙に入り口付近に人が固まっていると思ったら、じつは皆、展覧会の挨拶文を読んでいるんですね。ナンセンスです・・・

 

ですが、これは、絵の好きな人にとって強みでもあります。多くの人は展示作品を順に見ていく・・・これが、開館後間もない時間帯だとすると、展示の中ほど以降はまだガラガラだということです。

 

そこであなたに提案です。ぜひ事前に展示作品の一覧に目を通し、自分が見たい絵を一枚、あるいは二枚、三枚、決めておきましょう。あなたは入館したら一直線にその得の前に向かうわけです。きっとその画を独り占めできるはずです。

 

短時間で見る

 

どうも日本人には芸術崇拝のようなものがあって、芸術品のような崇高なものを鑑賞するには時間をたっぷりととらなければならないと考えているようです。

 

さあ、でも考えて見ましょう。「ゴッホ展」とか「国宝展」といった超人気展覧会の会場で、人ごみを掻き分けてあなたが実際に作品と対峙している時間はどれくらいですか?1分ありますか?1分もあれば上等でしょう。美術館であなたが作品を見ている時間は実はそれほど多くはないのです。これは美術館だけでなく、画廊や、あるいは画集をみるなど、いわゆる美術館賞全般にも敷衍できる話なので、そのうちブログ記事の中でお話ししましょう。

 

話を元に戻しますが、短時間で見るならば、いっそのこと閉館間際に行くと言うのもひとつの手です。多くの美術館が閉館30分前に入館を打ち切ります。ということは、閉館30分前に入館すれば、後ろからは誰も人が入ってこないことになり、30分間は、ほぼ鑑賞空間を独占できるわけです。そして、この30分間は決して短くはない・・・というのがわたしの意見です。

 

そのためには、先ほども言ったように、どの絵を見るのか決めておくこと、そして、画の何を見るのかについても決めておくことが必要になります。

 

そうした話を、わたしのブログ記事の中でさせていたきます・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です